財務諸表について(その2)

 

こんにちは!ルンちゃんです。

 

ここでは、財務諸表にはどのようなものがあるかについて
お話していきますー。

 

そもそも財務諸表って何??


というあなたは、
こちらの記事を見てくださいね!

 


あと、あなたがもし損益計算書や貸借対照表
キャッシュ・フロー計算書についてよくわかってるっていう場合は
この記事は読まなくて大丈夫ですよ!

 

 

では、本題に入ります!

 


ここでお話したいのは、
財務諸表にはどのようなものがあるかについてです。

 


この財務諸表ですが、
大きく3つに分けることができます。

 


先ほど、チラッと触れた

 

1. 損益計算書
2. 貸借対照表
3. キャッシュ・フロー計算書

 

の3つです。

 


ここでは、この3つについて、
簡単にお話していきますね。

 


まずは損益計算書からです。

 


1. 損益計算書(Profit and Loss Statement、略称P/L)

 

損益計算書とは、ある一定期間で、
企業の儲けがどの程度あったのかを表したものです。


この「一定期間」とは、
1年間を表すことが多いですね。

 


損益計算書を見ていくと、
以下のようなことがわかります。

 

・今年はどれくらいの売上があったのか
・商品を仕入れるのにどれ位のお金がかかったのか
・社員さんにどれくらいのお給料を支払ったのか
・広告やCMなどの宣伝にどれくらいのお金を使ったのか
・税金はどれくらいかかったのか


1年間でどの程度の売上があり、
そこから様々な費用を差し引いた結果、
どの程度の利益が手許に残ったのかがわかるという訳ですね。

 


2. 貸借対照表(Balance sheet、略称B/S)

 

貸借対照表とは、ある一定時点における
企業の財政状態を表したものです。

 

ここでいう「ある一定時点」とは、企業の決算日
すなわち12月31日や3月31日などを示していることが多いですね。

 

また「財政状態」という言葉ですが、
これは企業がどのように資金を調達して、
それをどのように運用してるのかという事を意味しています。


この「資金を調達」とは、銀行からお金を借りたり、
あるいは株主さんに出資してもらうということですね。

 

そして、「どのように運用しているのか」ですが、
これは調達した資金をどのように使っているのかを表しています。


例としては、調達したお金で土地を借りたり、
あるいは本社ビルといった建物を建てるということが挙げられます。

 


貸借対照表を見てわかる事としては、
以下のことが挙げられます。

 

・その企業がどのくらいの資産を持っているのか
(資産=現金や土地、建物など)
・銀行からどのくらいのお金を借りているのか
・株主さんからどのくらいのお金を預かっているのか

 


キャッシュ・フロー計算書(Cash Flow Statement、略称C/F)

 

キャッシュ・フロー計算書とは、ある一定期間において、
企業のお金の出入りがどの程度あったのかを表したものです。

 

ある企業のキャッシュ・フロー計算書を見ていくことによって、
その企業には、どれだけ現金を生み出せる力があるのかという事や
あるいは、その現金をどのように使っているのかがわかったりします。

 

また、はじめに述べた「一定期間」ですが、
これは損益計算書と同じく、1年であることが多いですね。

 

キャッシュ・フロー計算書でわかることは、例えば以下のことです。

 

・その企業の資金繰りが上手くいっているか否か
・借りたお金の利息や、株主への配当金を支払う力があるか
・銀行などからの「借り入れ」にどの程度頼っているのか

 


財務諸表の大まかな部分は、
ザッとこんな感じですね!

 


次からは、
この3つの財務諸表について
詳しく見ていくことにしましょう!